予備試験無双

令和2年予備試験合格(短答・論文・口述全て二桁前半の順位)

予備試験の行政法攻略

 こんばんは、アポロです。

 今日は予備試験の行政法で確実にAを取るための勉強法についてまとめていきます。過去問は平成26年度以外全て解いた上で添削してもらったので、傾向は掴めています。また、今年の行政法でAをとった友人の意見も参考にしています。

 〜分析〜

 ・難問はあまり出ない

 ・処分性、原告適格、訴えの利益、本案勝訴要件のいずれかがほぼ確実に出る

 ・「実力」が点数に反映されやすい

 〜指針〜

 ・高いレベルの争いになるので、完全解答に近い答案を作成する意識を持つ

 ・具体的な論証よりも、抽象的なパターンと判例の判断枠組みを暗記する方が重要

 ・主張→反論→再反論の出題形式に慣れる

 〜2019年度予備試験と今後の予想〜

 ・原告適格(2年ぶり3度目)が出題された

 ・再反論で何を書けばいいかよくわからない悪問

 ・形式を死守した上で暴論を書かなければ相対的に上位と思われる

 ・現場思考的な問題も出題されたが、ここでは差はつかないはず

 ・周期的に来年度は本案勝訴要件(裁量論)が出そう

 この科目のコスパは良いです。普通に勉強すればA評価が取れる科目だと思います。

 〜具体的な勉強計画〜

  ・論Mや答練の問題を復習する(答案構成のみで十分)

 ・重要な論証・解法パターン・判例の枠組みを暗記する(未出題の判例は要注意)

 ・予備試験の過去問を復習する(答案構成のみで十分)

 ・事例研究行政法で裁量論と個別法解釈を磨く(答案構成のみで十分)

 ←夏と秋に一回ずつチャレンジしたのですが、両方挫折しました。かなりオーバースペックな気がするので、予備試験合格後に再々チャレンジします。応用的な知識を身につけるのはやめて、基礎的な知識の再現性を上げることに注力します。

 ・短答の勉強と平行してやる(短答と論文の親和性が高い)

 こんな感じですかね〜。問題へのアプローチを間違えずに丁寧に当てはめをすれば確実にAが取れる科目だと思うので、それらの能力を中心に磨いていきます!