予備試験無双

令和2年予備試験合格(短答・論文・口述全て二桁前半の順位)

予備試験の民法攻略

 こんにちは、アポロです。

 今日は「予備試験の民法コスパ良い勉強法」について書きます。

 〜分析〜

 ・「論点ズバリ」の問題はほぼない

 ・現場思考で解くものが多い

 ・比較的「実力」が点数に反映されづらい

 〜指針〜

 ・具体的な論証よりも、「民法的思考力」を習得する方が重要

 ・請求に従って要件を検討する中で論点を見つける訓練をする

 ・「これが論文で出たらどう書くか」という視点で短答を解く

 〜2019年度予備試験と今後の予想〜

 ・設問1は、法定地上権というマイナー分野からの出題

 ・論点まで書けた人はほぼいないため、388条を引けたかどうかで勝負がついた

 ・設問2は、時効の基本的な問題

 ・設問1でパニックになって時効に気づかない人が続出した

 ・来年度の出題は、代理、請負、担保物権あたりと予想

 やはりこの科目のコスパは悪いです(範囲広すぎ)。事前準備よりも本番での振る舞いが全てな気がします。そこで、民法の目標は、憲法同様、B評価に設定しました。

 〜具体的な勉強計画〜

 ・旧司法試験の問題をやり込む(改正による変更点に注意)

 ・重要な論証を暗記する(未出題の分野については要注意)

 ・予備試験の過去問で民法的思考を学ぶ(答案構成で十分)

 ・短答の勉強も平行してやる(知識の穴をなくすため)

 ・改正で変わる部分は完璧に理解する(改正で加わった条文の操作は問われそう)

 こんな感じですかね〜。確実な知識と「民法的思考力」を身に付けて乗り切ります!