コンプリート論文答練 民法 第1〜4問
こんばんは、アポロです。
『コンプリート論文答練 民法 第1〜4問』の答案が返却されたので、その反省と今後の勉強の指針について書きます。
〜第1問…30点(推定B)〜
・94条2項類推適用を一切書かないという大失敗をやらかした(不合格推定)
・それ以外はほぼ完璧に書けたため大事故は回避できた(ギリセーフ)
〜第2問…42点(推定A)〜
・要件事実や自主占有への転換という基本事項への理解不足(採点ではスルー)
・原則を論じてから例外を書くということが徹底されていない(悪い癖)
〜第3問…35点(推定A)〜
・契約不適合→解除→現状回復請求という条文操作ができていない(要練習)
・87条2項類推適用を書けなかった(知らなかった笑)
・結論部分で登場人物の記号を間違えた(個人的にやりがちなミス)
〜第4問…36点(推定A)〜
・前提として論ずべき605条や605条の2を書き忘れた(痛いミス)
・なぜか最新判例の規範覚えてて不法行為は余裕だった(自分でもびびった)
〜総括〜
・平均は目標の7割を超えており、意外と安定している(嬉しい)
・理解不足で何となくしか書けない論点が多かった(採点甘め)
・条文操作で減点されることが多かった(=課題)
・原則や前提を書き忘れることが多かった(マジでこの癖は直さないとヤバイ)
〜今後の勉強の指針〜
・論証を覚えるというより、論点への理解を深める(丸暗記しても無意味)
・商法と同じくらい条文操作にこだわる(今まで舐めてました)
・「何が原則で何が例外なのか」を普段から意識し、答案でもそれを表現する
・皆書きそうな論点は迷ったら書くようにする(深読みしすぎない)
民法は、本番と問題の質が違いすぎて(これは仕方ないんですけどもね(若林))、これでも合格レベルにあるかは怪しいと思ってます。予備試験の問題は事実関係整理して当てはめる中で論点がたまに出る感じですが、答練は問題見た瞬間に「ああ、あの論点ね」という感じです(頭の使い方が逆)。なので、実際に「実力」がどれくらいついているのかは疑問ですが、少なくとも基本的な論点は最低限書けるようになりました。
予備試験の民法は日頃の積み重ね(思考力)が徹底的に問われている気がするので、普段の授業等でもとにかく考えて、本番でB評価取れるようにこれからも頑張ります!