コンプリート論文答練 憲法 第5〜8問
こんばんは、アポロです。
先ほど伊藤塾で『コンプリート論文答練 憲法 第5〜8問』の答案が返却されたので、その反省と今後の勉強の指針について書きます。
〜第5問…37点(推定A)〜
・目的が2つあるのをスルーしてまとめて論じたため、大きな減点となった
〜第6問…28点(推定C)〜
・「ドミナント戦略を採る自由」という謎の人権を設定してしまった笑
・職業選択の自由を一切検討せずに営業の自由で書いてしまった
・薬事法判決の理解不足により、許可制自体の合憲性を検討し忘れた
・「法人の人権について論じる必要はない」のに論じてしまった
〜第7問…38点(推定A)〜
・テープ①と②の違いに着目せず、まとめて論じてしまった
〜第8問…30点(推定B)〜
・参照条文の分析が甘く、法律と条例の目的は同一との認定をしてしまった
・「信教の自由」という漠然とした人権を設定してしまった
・「間接的・付随的制約VS直接的制約」という対立軸をうまく展開できなかった
・違憲主張適格の論点に気付かなかった
〜総括〜
・憲法の論文はほぼ勉強していないが、第1〜4問とほぼ同じ点数で、悪くはない
・目的やテープなど、2つの話をまとめて論じることが多く、問題文の分析が甘い
・ズレた人権設定をした結果、論述の方向性自体も微妙にズレることが多かった
・重要判例を理解してるようでしていないことに気づいた
〜今後の勉強の指針〜
・やはり憲法は所詮「当てはめゲー」だと感じた(理論的な部分が弱くても当てはめ頑張れば何とかなるし、逆に理論的な部分強くても当てはめが弱いと点数は伸びない)
・2つの異なる事実が問題文に出てきたら、それらの相違点に着目する意識を持つ(大体両方論じることになる)
・解答例や優秀答案などの「人権設定」を参考にし、書く時も考えてから設定する
・「この判例では何が問題だったのか」という視点で判例を読み、短答の勉強をする
こんな感じですかね〜。全8問の平均が33点(推定B)で、憲法は本番の目標もB評価なので、とりあえず目標は達成できました。憲法はダントツで勉強していない科目なので、コスパ良く点数取れてるな、という印象です。知識がないからこそ当てはめで頑張るようにしているので、そのような姿勢が意外と評価されているのかもしれません。これからも、そして本番も、このような姿勢は忘れずに「当てはめの鬼」になります。
さて、2月も下旬に差し掛かり、短答本番まで残り3ヶ月を切りました。短答の足音が聞こえてくる中で論文の勉強も頑張らないといけない、という時期ですよね。私は「論文を意識した短答の勉強」というものが最近やっとわかってきた気がするので、うまく両立してこの時期を乗り越えます。
それじゃまた!