コンプリート論文答練 行政法 第5〜8問
こんにちは、アポロです。
『コンプリート論文答練 行政法 第5〜8問』の答案が返却されたので、その反省と今後の勉強の指針について書きます。
〜第5問…40点(推定A)〜
・「法律の委任に基づく……条例」の議論を知らなかった
〜第6問…44点(推定A)〜
・「本件基準は行政規則」とだけ書き、「裁量基準」に当たることまで書けなかった
〜第7問…38点(推定A)〜
・設問1の主張①が主張自体失当であることに気付かなかった(難しくない?笑)
・設問1の主張②は、「できる」→裁量→命令発せられるとは限らない→取消訴訟できるか不明というロジックを現場で思いつくことができなかった(やや難)
〜第8問…38点(推定A)〜
・委任立法を「関係法令」としてしまった
・「重大な損害」の規範を書き忘れ、事実認定も甘かった
〜総括〜
・全答案が7割を超え、相当に安定している
・個別法の解釈が全体的に微妙
・当てはめは全体的に高く評価されているが、後半は気を抜いて当てはめが雑になりがち
〜今後の勉強の指針〜
・個別法の解釈が大きな課題だが、答練で意識する程度で足りる(コスパ悪い)
・パターン化した上でそれをほぼを覚えたので、忘れないように復習する
・メインだけでなくサブの論点もしっかり当てはめる意識を持つ
こんな感じですかね〜。全8問の平均が36点(推定A)で、目標は達成できました。行政法はそもそも覚えることが少なく、それなりに勉強したので、知識レベルでは十分だと思っています(短答の点数もかなり上がってきた)。あとは個別法の解釈が課題で、実はこれが一番重要な能力だと思っています。ただ、これを身につけるためだけの勉強というのは非常にコスパが悪いと考えているので、この先の論文直前答練とかで身につければいいと考えています。
というわけで、行政法はやるべきことは大体やったので、あとは力を落とさずに維持すること(=復習)、そして与えられた事案や個別法にしっかり向き合う訓練を積むこと(=アウトプット)ですかね。
さて、今日で2月も終わります。春休みも残り1ヶ月と考えると結構あっという間ですね。適度に息抜きしつつ、本番まで突っ走っていきます!