予備試験無双

令和2年予備試験合格(短答・論文・口述全て二桁前半の順位)

平成27年予備試験法律実務基礎科目(刑事)

 こんにちは、アポロです。毎日過去問生活17日目、今日は平成27年予備試験法律実務基礎科目(刑事)を解きました。

 実際に答案を書いたのは、10ヶ月ぶり2回目です。かかった時間は70分でした。

 

 

〜個人的な反省〜

・設問2…89条4号該当性について、「Vの傷害に用いられたナイフは既に捜査機関に押収されているため、罪証隠滅の客観的可能性はない」と書いたのはまずかった。B子に虚偽の供述を働きかけるおそれは5号該当性で書いたのだが、これは4号で書くべきことであったし、そうだとすれば、罪証隠滅の客観的可能性はある。5号該当性については、AがB子から居場所を聞いて Vに再び危害を加えるおそれがあることなどを指摘すべきであった(Vも証人たり得るので、これは4号でも書き得る以上、本問ではそもそも5号に言及する実益はない気もする…)。要は、89条各号の関係性について正確に理解していなかった。また、90条についても、保釈の相当性についてほとんど論述できていない。あやふやな知識のせいで、自信を持って事実を要件ごとに振り分けることができなかった。

 

 

 こんな感じですかね〜。保釈や勾留の要件の考慮要素・当てはめはかなり高い精度が求められるにもかかわらず、今回の保釈の論述はかなり微妙だったので、それらの書き方を復習します。

 

 今日の一曲…Oasis - Some Might Say