予備試験無双

令和2年予備試験合格(短答・論文・口述全て二桁前半の順位)

予備試験の憲法攻略

 こんばんは、アポロです。

 予備試験の憲法、めちゃくちゃ難しいですよね。ここ数日、過去問研究や復習をする中で、「予備試験の憲法コスパ良い勉強法」について考えてました。自分の思考を整理する意味もこめて、その考察を述べたいと思います。

 〜分析〜

 ・全体的に難しい

 ・論証を丸暗記しているだけでは解けないものがほとんど

 ・「実力」が点数に反映されづらい

 〜指針〜

 ・難問については割り切ることも必要

 ・具体的な論証よりも、抽象的なパターンを暗記する方が重要

 ・違憲と主張する立場と合憲と主張する立場から構成を考える癖をつける

 〜2019年度予備試験と今後の予想〜

 ・ついに三者間の出題形式が廃止された(司法試験をみている限り、復活することはなさそう)

 ・慶應ローの2013、2014、2019、2020と出題形式は似ている(小山先生が司法試験委員に加わったから?)

 ・「確かに、〜。しかし、〜。」で書けばいいだけの簡単な形式だが、主張と反論が噛み合っていない答案が多い(これができるだけで相対的に上位と思われる)

 ・出題形式の変更により、旧司法試験の重要性は増した(テクニカルな要素が減ったため)

 ・周期的に来年度も統治ではなく普通に人権が出そう(新しい人権、私人間効力、生存権あたりと予想)

 やはりこの科目のコスパは悪いと再確認しました。そこで、憲法に関しては、目標はB評価に設定しました(もちろんA評価が取れるように勉強はします。あくまで最低限です)。憲法でAを取ろうとして泥沼にはまってしまうリスクの回避でもあります。

 〜具体的な勉強計画〜

 ・旧司法試験の中で今後も出そうな問題をやり込む(取捨選択の必要性は高い)

 ・重要な論証と解法パターンを暗記する(未出題の分野については要注意)

 ・慶應ローの過去問にチャレンジする(予備試験の過去問より優先)

 ・統治に関しては、短答の勉強と平行してやる(出題可能性は低いが最低限はやる)

 ・答練で出た問題も追加で押さえる(憲法に関しては問題の質は高いため)

 こんな感じですかね〜。とりあえず今月中にある程度答案書けるようになります!