予備試験無双

令和2年予備試験合格(短答・論文・口述全て二桁前半の順位)

予備試験論文合格者から学んだこと

 こんばんは、アポロです。

 昨日キャンパス内で今年の予備試験論文に合格した友達と会って色々話を聞きました(口述試験直前にもかかわらず、ありがたい)。

 彼から学んだことを2つ書きます。

 まず、「常に極限状態をイメージして勉強すること」です。

 論文試験の本番は、必ずいくつかの難問に直面するし、知らない知識が聞かれることも少なくない。その時に最後まで諦めずに食らいつくことができるか、その根性も試されている。今年の民事系では途中で諦めて白紙答案で提出した人もいる中で、最後まで諦めなかった人が受かっている。日々勉強することは大前提だが、本番は極限状態で根性を試されることも忘れてはいけない。

 これは自分に欠けていた意識だったので、刺さりました。本番の具体的なイメージというのをあまりしたことがなかったので、改めて「本番で発揮できた実力が全て」ということを痛感しました。これから答練や模試などの本番に近い環境がたくさんありますが、常にこの意識・イメージを持って受けようと決意しました。わからない問題に直面してもすぐに諦めず必死に考える姿勢の大切さも再確認しました。

 次に、「何のための勉強なのかを常に考えること」です。

 合理的に勉強しなければ、何年かかっても受からないのは当たり前。目標はあくまで予備試験に合格すること。何回も落ちる人は勉強のために勉強している人が多い。そして、普段は合理的な人でも、不安や恐怖心から非合理な勉強をしてしまう人も多い。「何となく不安だからこの勉強をする」というのは、目標が「不安解消」になっているので、合理的ではないのでやめたほうがいい。

 これも自分に刺さりました。というのも、自分は今年短答に落ちたことがトラウマになっていたので、冬休みに短答の勉強をガッツリやろうと思っていたからです。しかし、それは目標が「不安解消」になっていて、非合理なものだと気付きました。不安でも3月までは短答は放置して、論文の勉強に注力するのが合理的なんだろうと思います(上位合格を狙うなら、なおさらそうですよね)。

 というわけで、今日は論文合格者の友人からのアドバイスをまとめました。これらに共通しているのは、「本番を意識する」ということですよね。短答は5月17日(残り半年と少し)、論文は7月11日、12日(残り8ヶ月と少し)にあります。頑張りましょう!