コンプリート論文答練 憲法 第1〜4問
こんばんは、アポロです。
先ほど伊藤塾で『コンプリート論文答練 憲法 第1〜4問』の答案が返却されたので、その反省と今後の勉強の指針について書きます。
〜第1問…28点(推定C)〜
・参照条文から目的の範囲を認定する意識がなく、大きな減点となった
〜第2問…37点(推定A)〜
・新しい人権の「人格的生存に不可欠」の当てはめが甘かった
・人権の制約の強度の論述が「公務員を辞める・辞めない」の議論に終始しており、人権感覚が疑われるような答案となった笑
・公務員の人権制約の根拠について言及するのを忘れた
〜第3問…39点(推定A)〜
・集会の自由の独自の意義(相互に意見交換等)についての論述が甘かった
・泉佐野事件の規範(「明らかな差し迫った危険が具体的に予見」)を書けなかった
・請求権的側面は「保障」レベルの議論であることを理解していなかった
・スピーチ・プラスで権利の重要性を下げるということを理解していなかった
〜第4問…30点(推定B)〜
・大前提となる「租税」の定義を示せていなかった
・「割合」についての検討を忘れた
・そもそもベースとなる判例(旭川市健康保健条例事件)の理解が甘かった
〜総括〜
・初めて憲法の答案を書いたが(まだこの4通しか書いてない笑)、悪くなかった
・「木を見て森を見ず」状態になり、基礎知識を書き忘れるという致命的なミスが多々あった(公務員の人権制約の根拠等)
・知識をうまく答案に落とし込めないことが多々あった(請求権的側面の議論等)
・統治は現場で必死に考えて大事故は回避できたので、いい練習になった
〜今後の勉強の指針〜
・憲法は答練以外答案を書かなくていいと確信した
・大きな論点に飛びついて小さな論点を書き忘れないように日頃から気を付ける
・判例を読むときは、「答案で書くとしたらどこでこれを書くのか」、「この言い回しは暗記する必要はあるのか」、「どういう理屈で規範を定立しているのか」などを意識する(短答対策にもなる)
・人権はある程度書けるようになったので、統治も網羅的に復習する
こんな感じですかね〜。憲法はある程度仕上がったので、2月まで放置します!