予備試験の民事訴訟法攻略
こんばんは、アポロです。
今日は「予備試験の民事訴訟法のコスパ良い勉強法」について書きます。
〜分析〜
・当てはめよりも論理重視で旧司法試験の問題に近い
・論証を丸暗記する重要度はかなり高い
・「実力」が点数に反映されやすい
〜指針〜
・旧司法試験を徹底的にやり込む
・理解したことを正確にアウトプットする訓練をする
・基礎知識は確実にした上で応用知識も貪欲に吸収する
〜2019年度予備試験と今後の予想〜
・設問1は、固有必要的共同訴訟と死者名義訴訟という多くの受験生が嫌いな問題
・論証自体は容易なので、論点への道筋を論理的に説明できるかで差がついたはず
・設問2は、115条1項4号類推適用という典型論点ではないが教科書に載っている問題
・現場でこれを閃いた天才はあまりいないはずなので、事前準備で差がついたはず
・来年度の出題は、確認の訴え、二重起訴、控訴あたりと予想
この科目のコスパは良いですね。現場思考の要素は少ないし、論理的に考えれば典型論点に辿り着くことが多いです(民法や商法は論理的に考えた結果、未知の論点に出会うことが多い)。つまり、論理的思考力と典型論点への理解があれば普通にA評価が取れるはずです(再現答案見てもレベルはそれほど高くない)。そして、原則→修正パターンが頻繁に出題されており、多くの受験生もそこへの意識は持っているはずなので、そこでは書き負けないようにしたいですね。また、他科目よりも知識レベルで勝負がついてしまう問題が多いため、知識は可能な限りあった方が安心ですね。
〜具体的な勉強計画〜
・旧司法試験と論証を完璧にする
・新司法試験や百選などの難しい議論(特に修正の議論)も知識としてストックする
・論理的で流れの良い答案を書く練習をする
こんな感じですかね〜。民訴は一番好きだし得意なので、常にぶっちぎりの答案が書けるように論理的思考力・知識の精度・論述力を上げていきます!