コンプリート論文答練 刑事訴訟法 第1〜4問
こんばんは、アポロです。
『コンプリート論文答練 刑事訴訟法 第1〜4問』の答案が返却されたので、その反省と今後の勉強の指針について書きます。
〜第1問…31点(推定B)〜
・まさかの別件逮捕でビビった(普通に書けたけど流石にあと10年は出ないかと笑)
・再逮捕は完璧に書けたので、この問題は復習の価値なし
〜第2問…18点(推定E、書き直し)〜
・訴因変更の要否を手続ではなく判決内容の適否として論じてしまった(猛反省)
・過失犯の訴因変更の要否や択一的認定を全く理解していなかった(勉強不足)
〜第3問…32点(推定B)〜
・全体的に当てはめ(評価)がやや薄かった
・「被疑事実と関連性のある物が存在する蓋然性」という論点の位置づけを理解していなかった(「蓋然性要件」という言葉や議論が一人歩きしていた)
〜第4問…27点(推定C)〜
・調書③の当てはめが説得力に欠けた(虚偽排除説で被疑者側の事情を拾うには「そのような人」という抽象化・類型化をすれば良いだけだが、そこに苦戦した)
・罪体説や補強法則について理解できていなかった(猛反省)
〜総括〜
・平均が27点(推定C)という過去最低の結果
・訴因変更の要否・補強法則などの基礎論点の理解不足が目立った(猛反省)
・刑訴は全体的に狭く深く論点を理解してしまっていることに気づいた(時に害悪)
・捜査が得意、証拠は普通、公訴は苦手という実力が結果に現れた(バランス悪い)
〜今後の勉強の指針〜
・「知識に穴を作らない勉強」を心がける
・公訴・証拠を総復習する
・普段の勉強も試験本番も、難解な議論に深入りせずに割り切る勇気も必要
・勉強比率を「公訴≧証拠>捜査」にする
民事実務に続いてショッキングな結果でした。まぁ、刑訴は実力不足という感じはあまりしていなくて、どちらかといえば狭く深く勉強しすぎたなぁという気がしています。要は、今年の予備試験に出そうなところに絞ってめちゃくちゃ勉強したので、その分野への実力はついているのは確実で、問題によっては超上位になれる自信はあります。ただ、今回の結果に現れているように、そのような勉強ではヤマが外れた時のリスクが高すぎるので、そのような姿勢は改めます。と言っても、難解な論点はある程度潰したので、あとは基礎的な論点を総復習して刑訴は完成な気がしています。次の答練(1ヶ月後)の前は期末テストもなく時間が取れそうなので、「平均37点」を目標に勉強し、この悔しさを晴らします。
さて、気がづけばもう2月中旬です。今日は日中はとても暖かく、春の気配すら感じました。そして、春休みも約4分の1が終わってしまいました…。残り1ヶ月半も勉強と遊びのメリハリある生活を楽しみます!