予備試験無双

令和2年予備試験合格(短答・論文・口述全て二桁前半の順位)

コンプリート論文答練 法律実務基礎科目(刑事) 第1〜4問

 こんばんは、アポロです。

 『コンプリート論文答練 法律実務基礎科目(刑事) 第1〜4問』の答案が返却されたので、その反省と今後の勉強の指針について書きます。

 

〜第1問…33点(推定B)〜

 ・本人の同意という事案の特殊性に一切言及できなかった(反省)

 

〜第2問…34点(推定B)〜

 ・弁護人の同意という事案の特殊性に一切言及できなかった(考えると中々難しい論点なので合否には影響しないはずだが、一切触れないのは流石にまずかった)

 

〜第3問…40点(推定A)〜

 ・類型証拠開示の要件の理解が不正確だった

 ・設問2は、「7月2日の取調べ状況報告書と7月3日の取調べ状況報告書を開示請求→反復自白」と書いたのだが、これはこれで正解らしい笑(「なるほど。エクセル上、点を付けてあげられませんが、書いてある内容は説得的でした」とのこと)

 

〜第4問…34点(推定B)〜 

 ・設問1(2)は同意の趣旨がわからず、ズレたことを書いてしまった(難しくない?笑)

 ・設問4は供述の信用性が問題になることに気付かず、ズレたことを書いてしまった

 ・近時の判例は理解していたので、正確にアウトプットできて良かった

 

 

〜総括〜

 ・様々な「同意」に関する現場思考問題が出題されたが、いずれもうまく処理できなかった(=事案の分析力や事案の特殊性に配慮する力が低い)

 ・基礎的な部分はほぼ完璧に論述できたので、そこは自信になった

 ・当てはめも全体的に高く評価されていたので、それも良かった

 ・ケアレスミスによって条文の引用が不正確な部分が多かった

 

〜今後の勉強の指針〜

 ・刑訴の短答を詰めて知識の穴を作らないようにする

 ・条文引用の正確さが意外と大事な科目だと思うので、気をつける

 ・現場思考型の問題は苦手だと割り切り、そこに時間をかけすぎない

 ・知識レベルでは問題ないと感じたので、あとは答練で場数を踏む

 

 それほど勉強しませんでしたが、思ったより点数が高くて嬉しかったです(民事実務の逆)。民事実務と刑事実務の合計8問の平均は33点(推定B)ということで、目標には2点届きませんでした。明らかに民事実務が足を引っ張っていて、民事実務の方が伸び代があるので、短答後は民事実務:刑事実務=8:2ぐらいで勉強します(正直、刑事実務はこれ以上何をやるべきかあまりわからない)。

 刑事実務は刑訴短答(応用)だと思っているので、アウトプットを意識して刑訴の短答を勉強していきます!