コンプリート論文答練 民法 第5〜8問
こんばんは、アポロです。
『コンプリート論文答練 民法 第5〜8問』の答案が返却されたので、その反省と今後の勉強の指針について書きます。
〜第5問…44点(推定A)〜
・専門分野の集合動産譲渡担保だったのでほぼ完璧に書けた
・こんな簡単な問題が本番で出るとは思えないので、ガチ予想すると、最判平成30年12月7日(集合動産譲渡担保と所有権留保の優劣)・二重集合動産譲渡担保・集合動産譲渡担保における物上代位の「特段の事情」あたりを絡めた問題が近々出そう(想像するだけで面白い)
〜第6問…40点(推定A)〜
・いずれも未知の論点で困惑したが、全て現場思考で何とか解けた
・本番も必ず未知の論点が聞かれるので、趣旨から考えてうまく逃げる練習になった
〜第7問…26点(推定C)〜
・共同不法行為の相対的過失相殺の計算方法を正確に理解していなかった
・443条の論点は、百選で見たことあるのに忘れてた&現場で条文構造を正しく理解できなかったので不正確なことを書いてしまった(反省)
〜第8問…33点(推定B)〜
・884条の論点は出るわけないと思って捨てていたので、現場でテキトーに書いた
・表見共同相続人からの第三取得者は端的に「第三取得者」(145条)に当たるとしたのだが、間違いなのか(よくわからないし、興味ないので深入りしたくない)
〜総括〜
・平均が7割を超え、安定している
・全体的に現場思考で解いた問題が多く、その割には評価されたので自信がついた
〜今後の勉強の指針〜
・短答を通じて馴染みのない条文や判例の理解を深める
・普段の授業で死ぬほど考える
こんな感じですかね〜。全8問の平均が36点(推定A)で、目標の30点(推定B)を超えました。民法も論文はほぼ勉強していないので、コスパ良く点数が取れていて安心しています。実は私は民法の担保物権が専門分野で、予備試験合格後に論文を書くつもりです(卒論ではなく、教授に頼まれた学生論文)。そして、第5問は正に関心のある分野でした(「お、こんなところに集合動産譲渡担保の問題があるな。興奮してきたな。」という感じ)。また、添削によると、現場思考でそれっぽいことを書く能力はぶっちぎりらしいので、本番もゴリゴリの現場思考の超難問が出てほしい限りですね(相対的には上位になれるはず)。
民法は本番の目標もB評価と低いため、短答後も論文の勉強をあまりしない予定です。ただ、短答は必ず満点を取りたいので、これからは短答に注力していきます!