予備試験無双

令和2年予備試験合格(短答・論文・口述全て二桁前半の順位)

平成29年予備試験刑事訴訟法

 こんにちは、アポロです。毎日過去問生活36日目、今日は平成29年予備試験刑事訴訟法を解きました。

 完全な初見ではないですが、実際に書いたのは初めてです。かかった時間は54分でした。

 

〜個人的な反省〜

 ・設問1について、明白性を肯定した上で時間的場所的接着性を否定したが、明白性も否定する方が無難だった。

・設問2(小問1)について、「特定の犯罪の構成要件に該当するか否かを判定するに足りる程度に具体的」という観点のみから検討し、「他の犯罪事実との区別が可能」という観点から検討しなかった(「殺人の客体として記載されているVの死亡は論理的に一回しかあり得ない」等と一言書いて認定すべきであった)。

・設問2(小問3)について、訴因変更の要否を大展開し、争点逸脱認定に触れなかった。よど号ハイジャック事件を想起して争点逸脱認定を書こうとしたが、訴因変更の要否との違いを理解していなかったので、自信を持って書けなかった。結果的に、訴因変更の要否を長々論じただけで結論を出してしまった。小問2で「検察官の釈明した事項は訴因の内容とならない」と書いた以上、小問3では訴因変更は不要であることを一言述べて、あとは争点逸脱認定について論じるべきであった。理解不足が如実に答案に現れた。

 

 

 こんな感じですかね〜。設問1は、普通の現行犯逮捕の問題であり、それほど差はつかなかったはずです。設問2は、平成25年の焼き直しであり、これを理解していた人にとっては簡単な問題だったと思います。自分の場合、平成25年の過去問を検討したにもかかわらず、それをアウトプットできるレベルまで理解していなかったため、的外れなことを書いてしまいました。「訴因」に関する論点全般が理解不足なことを再確認したので、復習します。

 

 今日の一曲…Steve Aoki - Halfway Dead (feat.Global Dan & Travis Barker)